救出された少女たち
ここは人身売買の被害にあった少女たちを保護するための施設です。1年前には何もなく、人もいませんでした。乏しい資金でどうにか確保した建物は傷みが激しく、人が住める状態にすることができなかったからです。
施設の現状を知ったオペレーション・ブレッシングのチームは、建物のリフォームを手伝いました。窓を新しくし、屋根にあいていた穴をふさぎ、カーペットを敷き込み、家具を入れました。スタッフの訓練も手伝い、ほかの保護施設の専門家の協力を得られるように取りはからいました。
このほど、保護施設が正式にオープンし、人身売買の被害にあった12歳から17歳までの少女を迎え入れました。
少女たちは、ここで手厚いケアを受けながら心と体の傷を癒し、再出発に備えています。オペレーション・ブレッシングは少女たちにノートパソコンと運動用品を配布して、コンピューターと体育の授業をしています。ピアノのレッスンもしています。
先日は、新生活の始まりを祝して、少女たちを美容院に連れて行き、レストランで食事をしてきました。
「映画の主人公になった気分でした」と、ある少女は言いました。「ありがとう、オペレーション・ブレッシング!」
皆様のご支援により、少女たちはここから新しい人生をスタートさせます。