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【トルコ・シリア地震】発生から1ヶ月~長引く仮設テント生活で疲れはピークに

トルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地発生から1カ月、トルコ・シリア両国の死者は5万を超え、数百万人が家を失い、約2000万に影響が及んでいます。被災地では仮設住宅としてコンテナやテントの設置が進んでいますが、仮設暮らしの家族・子どもたちの疲労はピークに達しています。

オペレーション・ブレッシングチームは疲弊する被災者家族を訪問し、不足した物資の提供や医療支援を続けています。多くの皆様の温かいご支援により様々な支援を実施できることに心から感謝し、この1カ月間の活動についてご報告させていただきます。

トルコ地震 緊急災害支援 寄付受付はこちら

地震発生直後

2月6日トルコ南部で発生したM7.8の大地震を受け、オペレーション・ブレッシングは災害救援チームを派遣しました。被災状況やニーズ調査、その他緊急支援を展開しています。

緊急支援

発生直後よりオペレーション・ブレッシングは国際救援チームを派遣、吹雪心配される中、被災地の人々は暖房も電力もなく寒さに晒されていました。

トルコ地震 支援物資

子ども達への支援

支援活動は被害の最も大きな地域ハタイで行われています。救護バックに加え、子ども達にはスナック、ジュース、栄養バーなども提供し、多くの家族がこの暗く辛い時に、助けが届けられた事に感謝していました。

トルコ地震支援

トルコ地震

救援バック配布を開始

多くの人々が路上にシートを引いて過ごしており、まずはじめに数千枚の毛布とソーラーランプ、衛生用品や、食料、栄養スナックなどを詰めた救援バッグを配布しました。

トルコ地震支援

車での生活

自宅が倒壊、または余震への不安で家に帰ることを恐れ、多くの家族が車で生活しています。こうしたニーズを持つ人々を探し手を差し伸べています。

地震から1週間

大量の重要な物資を積んだトラックが、チュルキエの救援チームの元に到着しました。被災地に向かう道が1本のみの状況で交通量が集中し、チュルキエからハタイまで通常4時間かかる移動に車列は9時間かかります。

物資搬入

10トンもの物資が届き、救援活動を大幅に強化することができました。この後も現在まで定期的にトラック搬送を続け、継続的な救援活動を可能にしています。

トルコ地震

炊き出し

災害現場と安全を確保したエリアそれぞれにスープキッチンを設置、被災者や救援にあたっている人々に温かい食事を提供しています。

トルコ地震

トルコ支援

生活物資を配布

被災地は約500kmにも及び、イギリスの広さにも匹敵すると言われています。私たちは引き続き食糧、飲み物、おむつ、燃料、ソーラーライトなどの生活品を配っています。

トルコ地震

お弁当配布

YWAMのメンバーを含む私たちのスタッフとボランティアは、多国籍、多言語、多世代で構成され、神の手足となって物資や温かいお弁当を必要な人々に届けています。

地震から2週間

トルコ国内で被災した11県のうち9県で捜索活動が終了、復興・生活再建の支援が始まりました。行方不明者数は依然不明であることから、今後も犠牲者は増える恐れがあります。

医療支援

ハタイ県では地元の医療機関が機能不全に陥る中、処方箋を失い病状が悪化している患者の対応が急務となっています。オペレーション・ブレッシング医療チームが到着し、医療支援を開始しました。

余震への対応

心理的ケア

心理的トラウマに苦しむ人々のフォローも喫緊の課題です。専門的ケアも開始し、感染症も含む二次被害の防止に努めています。

トルコ ハタイ県 医療支援

余震への対応

大きな余震に見舞われた夜、ちょうど支援活動をしていた救援チームはすぐさま災害用ライト、温かいスープや毛布を配布することができました。

トルコ ハタイ県 医療支援

安全な飲み水

被災地の水質は有害物質が基準値の1000倍に上っています。私たちの水質調査の専門チームは、現地に逆浸透膜式浄水システムを導入し、汚れた水を安心して使える活動を行っています。

地震から3週間

オペレーション・ブレッシングの救援チームは、アンティオキアでよく知られるハタイ県アンタキアで活動を続けています。

移動診療所

慢性疾患の治療を必要とする人が医療支援を受けるには、少なくとも1時間半の移動をしなければなりません。私たちは移動診療所を開始し、さらに多くの人々の治療にあたるため、拡大の必要があると考えています。

配給所

長引く仮設テント生活

職場も失い先の見通しが立たない非常に不安定な生活を強いられる中、必要とされる物資を提供しながら、心的外傷後ストレスに苦しむ人々に寄り添い励まし、祈り続けています。

ともに祈る

現地倉庫が配給所に

被災地への道が限られる中、物資の搬入には依然として時間を要しています。現地にオペレーション・ブレッシングの倉庫を設け、今では口コミで広がり、人々にとってなくてはならない配給所となっています。

ともに祈る

オペレーション・ブレッシングは困難の中にある人々に手を差し伸べ、神の愛を示すことをミッションとし活動を続けています。救援チームは現地にて、寄り添いともに祈りながら、被災された人々を支援することをお約束します。

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皆様の想いとともにお届けします

トルコ地震に関心をお寄せいただき、温かなご支援とお祈りをありがとうございます。
以下のような活動や物資とともにトルコ現地にお届けしています。

トルコ地震

主な活動

  • 緊急時の必要物資配布
  • 温かい飲み物や食べ物の炊き出し(被災者、救援者)
  • 仮設テント設営
  • 医療調査、医療支援、移動式診療所
  • 水質調査および浄水システムの設置、飲料水の提供
  • 現地に倉庫設置
  • 配給所設置
  • 生活再建のための必要物資配布
  • その他のニーズ調査・支援

主な支援物資

  • ●緊急時の救援バッグ(食料品、飲み物、スナック、ウェットティッシュ、石鹸、歯ブラシ、シャンプーリンス、ソーラーライト、栄養バー、スナック)
  • ●食料品(パスタ、小麦粉、缶詰、食用油、コーヒー、お茶、オリーブ、チーズ、豆類、シリアルなど)
  • ●衛生用品(生理用品、おむつ、ティッシュ、トイレットペーパー、消毒液、除菌ペーパーなど)
  • ●寒さ対策(毛布、仮設テント)
  • ●その他、時間がたつにつれて変わるニーズを調査し、必要な物資を調達・お届けしています

オペレーション・ブレッシングは現地にてトルコ地震の犠牲者を支援することをお約束します。
どうぞ引き続き被災者の方々のためにお祈りください。
トルコとシリアのすべての犠牲者に手が差し伸べられますように。
困難の中にいる人々の心と思いが落ち着き、必要なものが提供され、希望で満たされますように。
皆さまのご支援をよろしくお願いします。

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