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【代表メッセージ】新年のごあいさつを申し上げます

「恵みと平安があなたがたの上にありますように。」ピリピ1:2 (聖書)

私たちは2021年にサヨナラを告げ、本当に希望を抱いていいのかをと訝しく思いながら2022年を迎えています。
いま、世界が一番必要としているものは、“恵み”と“平安”ではないでしょうか。
“恵み”は、聖書によく出てくる言葉で、「赦し」「忍耐」「寛容」「幸せ」「恩」「祝福」が意味合いとして含まれています。
つまり恵みとは、「その恩恵を受けるにふさわしくない者に、あるいは努力しなかった者にでも無償で提供される」という意味を持っているのです。

神様が私たちに何かを与える義務は、ひとつとしてありません。
また、自分で修業をしたり、努力したりしても、神様の恵みをいただくことはできないのです。
しかし、私たちは“恵み”を期待することができます。

聖書では、神様を愛の神として紹介していて、「求める者に与える」と約束がされています。だからこそ、私たちは安心して期待していいのです。

日本人の美徳に、遠慮というものがあります。
しかし、私たちが神様に遠慮する必要は全くありません。

私たちは、神の子どもとして神の恵みをいただく立場にいます。
ですから、この不安な時代に、祈りを通して神の恵みをいただくことができるのです。
そのことによって、平安が与えられます。

ただし恵みを受けた者として、恵みを与えることも大切です。
私たちはよく周りを厳しく裁いたり批判したりし、やさしさよりも厳しさを美徳とします。

「世間は厳しいものだ、優しくなんかない」これは普段私たちがよく耳にする言葉です。
しかし、本当にこれでいいのでしょうか。
厳しさのあまり命を落とす人、命を捨てる人がたくさんいていいのでしょうか。
人々がもう少し「恵みを分け与える」姿勢を持った方が、世の中はもっとよくなると思います。

私は、この恵みを分かち合う方法がいくつかあると考えています。
悪の前に全てを許すことが「優しさ」ではなく、普段の生活の中で期待以上の助けをすることによって、優しさや猶予や恵みを分け与えることができると思うのです。

アメリカの著名な作家であるフィリップ・ヤンシーは、この“恵み”をテーマにした本を多く書き下ろしています。
彼は厳しく愛のない宗教的環境で育てられ、「神様の恵みとはいったい何なのか。神様の本当の姿は何なのか」をよく考えるようになったのち、本物の恵みに巡り会い、その経験を書いています。

ヤンシーは、社会に恵みを分け与える最も有効な三種類の人がおり、それは「活動家・芸術家・旅人」だと教えてくれています。
活動家は社会をよくするため、貧困をなくすため、基本的な人権を守るために活動します。
この働きを通して、本来神様に属するすべてのよい事を、社会に取り戻す運動をしています。

芸術家は神様から与えられた賜物を活かし、絵・音楽・写真・作文などで、美しいもの、清いものを現し、神様の恵みを見せたり、説明したりすることを通し、心を温かく、時に豊かな気持ちにしてくれます。
芸術が描く心理は、すっと心に入ってきます。

また旅人は、同じ道を進んでいる人に出会うと仲間意識を抱き、お互い助け合おうとします。
もし私たちがこの人生を歩んでいる周りの人々に旅人の意識を持って接するならば、自然に助け合い、優しい言葉を掛け合い、旅人の恵みはこの世界に自然と広がることでしょう。

日本人は、社会を身内とよそ者とに分けがちですが、よそ者でも同じ道を歩んでいる旅人として見るなら、困った時にお互いを助け合い、恵みを分かち合います。
その結果、世界はもっともっとよい方向に変わっていくに違いありません。

この2022年、恵みと平安が皆様のものとなりますように。

オペレーション・ブレッシング・ジャパン代表理事

オペレーション・ブレッシング・ジャパン代表理事 ドナルド・トムソン

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