[6月活動レポート]出会いが、支え合いへ変わるとき
6月の活動サマリー
数字で見る6月
• 活動件数:93件
• 関わった人数:延べ1,201名
• 新たにつながった方:188名
• 提供した食料:1,188.9kg
• ボランティア参加:53名(うち新規15名)
「一人との出会い」を、次の支えへ
6月、OBJは全国で93件の活動を実施し、延べ1,201名の方々と関わる機会が与えられました。そのうち188名は、新たにつながった方々です。
今月は、一人との出会いが次の支援につながり、その支援が地域全体の支え合いへと広がっていく様子を、各地で見ることができました。
食料支援から生活相談へ。
セミナーからカウンセリングへ。
居場所から新しい友人とのつながりへ。
地域との協働から、防災への備えへ。
一つひとつの活動の、その先にある目的は共通しています。
孤立を防ぎ、人と人とのつながりを育てること。
それが、OBJが取り組み続けている支援です。
食料支援は「入口」である
6月は1,188.9kgの食料を必要とする方々へ届けました。炊き出しやフードバンクを通して446名とつながり、新たに75名との出会いが生まれています。

6月30日 フードトラック炊き出し&お弁当配り 青空会
食料を届けることだけがゴールではありません。
「困っています。」
その一言を安心して話せる関係が生まれること。
そこから生活相談やこころのケアなど、必要な支援へつながること。
食事は、人と人をつなぐ入口でもあります。
↓フードトラック炊き出し記事はこちら
「相談できる」が支援の第一歩
5月のセミナー参加者へカウンセリングを案内したことに加え、若者向けカウンセリング体制も整い、新たな相談につながりました。

6月29日 居場所支援 @BR仙台
「相談してみよう」
その一歩は、小さなようで大きな変化です。
困りごとを一人で抱え込まない。
そのための入り口が少しずつ地域に広がっています。
↓こころの支援記事はこちら
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居場所は「また来たい」が生まれる場所
南相馬では、中高生会へ参加した若者が友人を誘って参加する姿が見られました。

6月26日 南相馬 HiBA
参加した若者自身が
「ここに来てみない?」
と声をかけたこと。
これは数字以上に大きな変化です。
安心できる場所だからこそ、人から人へとつながりが広がっていきます。
↓ブレッシングルーム南相馬記事はこちら
防災も、平時のつながりから始まる
6月には防災支援も進められました。
防災は、災害が起きてから始まるものではありません。
災害支援、生活困窮支援、子ども支援などを通して築いてきた地域との信頼関係があるからこそ、防災について一緒に考え、備えることができます。
平時のつながりは、災害時の支え合いへと続いています。
↓防災コラムはこちら
↓防災ワークショップ#2「食と防災編」詳細・お申し込みはこちら(7/30開催)
https://objapan.org/obj-programs/ws-bousai02.html
今月のつながり
6月の活動を振り返ると、一つの支援が次の支援へとつながる場面が各地で見られました。

6月25日 名古屋 ホームレス支援
• 炊き出しから生活相談へ
• セミナーからカウンセリングへ
• 居場所から友人とのつながりへ
• 教会との協働から地域防災へ
• ホームレス支援から社会との再接続へ
OBJは、一つの事業だけで課題を解決しようとは考えていません。
一人との出会いを大切にし、その後も伴走しながら、地域全体で支えられる仕組みを育てていくことを目指しています。
今月のストーリー
数字だけでは伝えきれない、一人ひとりの歩みをご紹介します。
「制度が終わっても、つながりは終わらせない」
児童養護施設や里親家庭で育った若者たちは、18歳(進学などの場合は22歳)になると、公的な支援の多くが一区切りを迎えます。

6月20日 ソーシャル・アクション・プロジェクト 若者支援 @BR仙台
しかし、自立とは「一人で生きていくこと」ではありません。
困ったときに相談できる人がいること。
失敗しても戻ってこられる場所があること。
「大丈夫?」と声をかけてくれる大人がいること。
そうした関係があることが、自立を支える大きな力になります。
OBJでは、社会的養護のもとで育った若者たちが安心して集い、語り合い、互いに支え合える居場所づくりを続けています。
この活動は、イベントを開催することが目的ではありません。
制度では支えきれない「その後」の人生に寄り添い、孤立を防ぎながら、一人ひとりが自分らしく歩んでいけるよう伴走する取り組みです。
↓スタッフレポート 「愛してみる。その中で知る。」 社会的養護にある若者たちと歩むソーシャルアクション
今月も、数字には表れにくい小さな変化が、各地で積み重ねられていました。
一人との出会いが次の支援につながり、その支援が地域の支え合いへと広がっていく。
私たちは、一人とのつながりが、やがて地域全体の回復力につながることを信じて、これからも歩み続けてまいります。