【令和6年能登半島地震】高校生Y君のボランティア

2024.03.16

「能登半島の被災地に行って、実際に自分の目で見るのは違った」そう話すのは、東日本大震災の発生当時はまだ3歳だった高校生Y君。学校の休みを利用し、ボランティアに訪れました。
宮城県の小中学校に通ったY君は、授業で3.11について学び、校外学習で震災遺構へ出かけ、毎年3月11日には当時の話を聞いて育ちました。海が好きで、被害のあった海岸が復興していく様子もよく知っています。

しかし今回の支援活動を通じて被災状況－屋根しか残っていない家々、瓦礫だらけの家の中、津波が押し寄せたと思われる跡－などをを目の当たりにし、「授業で学んだり人から聞いたりして理解していたことと、実際に見て受ける感じとは全く違った」と話してくれました。また、「備えることの大事さも身に染みて分かった」「こんなに被害のあったここ（能登半島）も、東北みたいに復興していったらいいなと思う」とも。

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは13年前の今日、日本での活動が始まりました。感謝なことに、皆様の継続的なご支援によって、災害対応、心の支援、復興コミュニティ支援をはじめとする様々な支援活動を行うことができております。
被災したコミュニティ、人々の復興の足並みは一様ではありません。能登半島においても支援の長期化が予想されています。引き続き関心をお寄せいただき、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。