【令和4年福島県沖地震】今日で一年 日頃からの連携と物資の備えを
2022年3月16日23時36分、福島県沖を震源とする震度6強の大地震が発生してから、今日で丸1年を迎えます。
東日本大震災を思い出するほどの激しい揺れに、当初多くの住民が不安の夜を明かしました。
その前の年の2021年2月にも震度6強を観測した両県では、広範囲で住宅被害や停電が発生。福島県では南相馬市の鹿島区を中心に停電・断水が発生し、道路の亀裂やブロック塀の崩落など含めインフラ設備に多大な影響を及ぼしました。
発災当初、オペレーション・ブレッシング・ジャパンの緊急災害支援チームはすぐに連絡を取り合い、宮城・福島の両面から情報収集を開始。
当時福島県相馬市でほとんどの世帯が断水し、海上保安部による給水支援が行われていましたが、高齢者の方や妊婦さん、小さな子どもを持つご家庭は列に長時間並ぶことができません。
そこで地域の子育てサロン「こはるびより」さんとの連携のもと、飲料水120リットル分をサロンの方々へお届けしました。
当時はお母さんが子どもたちのミルクや離乳食が作れずに大変困っていたとのこと。
普段からフードパントリーや居場所づくりを通じて地域の親子とかかわり、子育て世帯のニーズを細やかに把握していた「こはるびより」さんからの情報に即座にお届けできたのは、日ごろよりご協力頂いている皆様の継続的なご支援によるものです。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、自らSOSを発信できない被災者の方、特に小さな子どもをもつ世帯、ひとり親世帯、障がい者の方などが支援の受け皿から零れてしまうことがないよう、地域の市民活動団体と連携した支援活動を今後も続けて参ります。
災害時、いち早く被災地へ必要な必要物資をお届けし、ひとりでも多くの被災者に安心・安全を届けられるよう、物資提供や寄付による応援とご協力をよろしくお願いします。
●物資提供をしたい方
災害支援時に必要不可欠な衛生用品、生活用品、食料品、飲料水等のご寄贈を受け付けています。「Amazonみんなで応援プログラム」にて団体の「ほしい物リスト」を公開しております。
このプログラムは、全国各地で物資の支援を必要としている団体・施設・個人を、Amazon.co.jpを通じてサポートできるプログラムで、遠方からでも物資の支援をおこなうことができます。
以下のリンクより皆様のご協力をどうぞよろしくお願いします!
→ 支援はこちらから(amazonみんなで応援プログラム)
●企業様向け 物資提供・マッチングギフト方式の支援プログラム
企業・団体の皆様にはご寄付やCSR活動、SDGsへの貢献など、様々な方法でご支援いただくことができます。
緊急時には水、食糧、衛生用品、清掃用品等、生活復旧期には生活用品、学用品、その他生活の立て直しに必要な物資が必要となります。
当団体は国内外の企業とともに多様なパートナーシップ事業を実施し、実績と経験を有しておりますので、(協力企業と協力団体のご紹介)詳しくはこちらをご覧ください。
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