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【熱海復興コミュニティ支援】「心」を置いてきぼりにしない復興を

熱海土石流災害
熱海土石流災害発生から1年と3ヶ月。車両通行止めとなっていた県道が復旧するなどハード面で復興が進む一方で、自宅の再建や移住問題、これまで築かれてきた地域交流の希薄化など、被災した方は様々な生活課題を抱えておられます。

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは発災当時から緊急災害支援、そして復興コミュニティ支援に取り組んできました。9月末を目途に活動を終了する予定でしたが、地域の方々から「ぜひ続けてほしい」との切なお声をいただき、さらに一年継続することが決定いたしました。現地に根差した活動を通じて、住民の方々と密な信頼関係を築けたことを心から感謝しています。

私たちは引き続き町内会と連携しながら、特に見守りが必要な方、移住して間もない方の定期訪問を実施しています。
この日は高齢者の方のお宅を3件お伺いし、株式会社未来創造部さんから寄贈いただいたお花をプレゼントしました。戸別訪問の時間を楽しみにしてくださってる皆さん。顔見知りのスタッフと色とりどりのお花を見て、お顔がパッと明るくなりました。
熱海土石流災害

熱海土石流災害

お一人おひとりの生活の事情は異なりますが、持病のこと、これからの生活のこと、話相手がいないことの寂しさなど、心の内にある想いを皆さんあふれるほど話してくださいます。
「復興」という言葉にこうした方々の心が置いてけぼりにされてしまうことがないよう、私たちは定期的な訪問を通じて地域の方のお声をお聞きし、そのニーズを拾い上げた地域活動を継続していきます。

これまでの熱海伊豆山地区での復興コミュニティ支援を支えてくださった皆さまの応援とご支援に心より感謝申し上げます。
活動2年目も、地域住民の方々との対話を通じてたくさんの想いや考えをお聴きしながら、その心に寄り添ったコミュニティ支援を続けてまいります。
変わらぬ応援をどうぞよろしくお願い致します!

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