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東京の中学生と高校生が過ごした被災地での夏

東京から社会福祉法人「愛隣会 児童養護施設 目黒若葉寮」の 中学生と高校生たちが被災地での支援活動に参加してくれました。

引率の先生と合わせて17名が過ごした夏の2日間。 コーディネーターとしてOBJ清水が参加です。

志津川中仮設で炊き出しのお手伝い

志津川中仮設で炊き出しのお手伝い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月7日(木)は南三陸町 志津川中仮設で炊き出しのお手伝い。 炊き出しのメニューは、 タンドリーチキン、ソーセージ、サラダ、ミネストローネ イカ焼き、おにぎりなど、 多彩なメニューでした。

まわりで遊んでいた子供達も集まって

まわりで遊んでいた子供達も集まって

若葉寮の生徒さん達は、分担して下準備・調理と、手際良くこなしていきます。 まわりで遊んでいた仮設の子供達も集まってきて トマトを切ってくれたり、盛り付けをしてくれたり 楽しそうにお手伝いをしてくれました。

作った料理があっというまに

作った料理があっというまに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理が出来上がる頃には仮設の人達がたくさん集まっていて、 作った料理があっというまに無くなってしまいました。

翌8月8日(金)は気仙沼市 蔵内漁港で港作業のボランティアです。

蔵内漁港では、次のシーズンに向けて 手入れをしなければならない養殖用ロープがたくさんあり 漁師さんたちだけではとても大変な作業です。 そこで生徒さん達が、漁師さんと一緒になって作業に取組んでくれました。

若い後継者がほしい

若い後継者がほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

養殖用ロープなど普段目にする機会も少ないはずの生徒さんたちですが、 漁師さんからやり方を教えてもらうと すぐにコツをつかんだようすで、作業をどんどん進めてくれました。

そんな生徒さんたちを見て、 「この中から将来漁師を目指してくれる人が出てきたらうれしいなあ・・」 漁師さんがつぶやいた一言が胸に残ります。

各地の港では震災後、後継者不足が深刻になっています。 若い人達に漁業を体験してもらう機会を、 もっと増やしていく取り組みを考えなければなりません。

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