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【福島:心のケア】福島から熊本へ希望を届けよう

2016年7月19日 心のケアプログラム「あとりえほーぷ」で訪ねたのは、福島県南相馬市にある太田児童クラブ。
先日、九州の梅雨明けが発表され、この日の福島も本格的な夏の到来を予感させる暑さでした。

今日のあとりえほーぷには、学校終わりの子ども20名が元気よく参加してくれました。
工作のテーマは、「熊本に暑中見舞いのうちわを贈ろう!」です。
2枚の画用紙にそれぞれ暑中見舞いのメッセージと、夏をイメージしたイラストを描いてもらい、それをうちわに貼り付けて、オリジナルうちわを熊本の人たちにプレゼントしようというくらふとアイデアです。

【福島:心のケア】福島から熊本へ希望を届けよう

【福島:心のケア】福島から熊本へ希望を届けよう
 
工作を始める前にスタッフの一人が熊本の現状を説明し、今も土砂崩れや豪雨被害によって困難に立たされている被災者の方々がいることを伝えました。
説明を聞き、子どもは真剣な眼差しで画用紙と向き合い、熊本の人たちにどんな言葉を届けようか、鉛筆を握りながら一生懸命考えていました。

「がんばれ!」「応援してるよ」
というシンプルで力強いメッセージをうちわに大きく書く子もいれば
「福島で地震があった時は、募金を集めてくれてありがとうございました」
「いっぱい雨が降って大変だと思いますが、頑張ってください。ぼくも頑張ります」
など、長文のお手紙を時間をかけてうちわいっぱいに書く子もいました。

【福島:心のケア】福島から熊本へ希望を届けよう

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、熊本地震の被災地でがれき撤去や引っ越し支援を引き続き行っています。
その中で、家が全壊し、住んでいた家を手放さなくてはいけない多くの人々と出会いました。
数えきれない思い出が詰まった家を離れ、地元を後にするという事は、多くの悲しみと不安を伴います。
南相馬の子どもたちは原発事故の影響で一時避難を余儀なくされたからこそ、その痛みがわかります。

今回、子どもたちが作ったうちわには、「熊本の人たちに少しでも元気になってほしい」
という想いが込められています。
熊本も福島もまだまだ復興途上にあり、皆様の支援を必要としています。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしています。

■福島心のケア 支援の窓口
支援</p> <p>のお願い

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