【福島:心のケア】HOPE FROM FUKUSHIMA
2016年9月2日
本日は福島県南相馬市にある大甕生涯学習センターを訪れ、子どもの心のケア支援「あとりえほーぷ」を開催しました。
まだまだ厳しい残暑が続く中、授業が終わったばかりの子どもたちが元気よく集まってくれました。
今回は「熊本に福島から希望を届けよう」というテーマをもとに、応援メッセージとイラストを描き込んだ『オリジナル応援うちわ』を作ってもらいました。
熊本地震の被災地でオペレーション・ブレッシング・ジャパンは、引っ越し支援や、破損した屋根に雨水除けのシートをかける作業を行っています。
私たちは地震によって思い出の詰まった家を離れなくてはならない多くの被災者と出会いました。
人生をそこで過ごしてきた家を手放し、また一から新しい生活をスタートさせるということは、多くの不安やストレスを伴います。
真っ白のうちわにメッセージを書きこんでくれている、この子どもたちも、東日本大震災で同じような体験をしています。
「暑さに負けず 一日も早い復興をねがっています」
「ぼくも壊れた家を直したいです」
「復興ができるだけ早く終わることをねがいます」
「少しでも熊本の人たちが元気になるために、何を描いたらいいだろう?」と悩んでいた
女の子は、うちわにくまモンとすいか、そして大きな太陽を描き込みました。
熊本地震で被災された方々に、福島の子ども達のうちわが涼しさと希望を運んでくれることを願っています。
オペレーション・ブレッシングは、心のケア支援を通して、被災地でたくましく生きる心を応援しています。