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【海外支援】ハイチ地震被災者のために苦痛を和らげる

中米カリブ海の島国ハイチ共和国で今年8月14日午前8時半頃(現地時間)に発生したマグニチュード7.2の地震により、死者は2000人を超え、12000人以上が負傷しました。
先の災害によって既に支援活動を続けていた当団体の本部Operation Blessingは速やかに緊急支援を開始、今現在も専門家で構成される支援チームによって水をつくるための専門知識や、医療援助を提供しています。

Operation Blessingから届いた活動報告(翻訳)をご紹介します。


現地報告 ディナ・スリーマン記者

ハイチ-政情不安が続く中、マグニチュード(M)7.2の地震が発生した上に、ハリケーンにも襲われ、島国ハイチの住民たちは、最近、甚大な被害を受けました。しかしながら、Operation Blessingの支援者が継続的に愛を送り、支援を続けていたので、私たちのチームは、既に現場に立ち会っていたのです。チームは、絶望の淵に立たされたハイチの地震被災者を援助するために、速やかに提供し始め、本当に必要な生活必需品を分配し始めました。

Haiti Quake Victims

Operation Blessing、災害援助を行う

チームは、レケイなどの被害の大きい被災地に、食料を含む防災セット、衛生用品および家財道具を届けました。これらのセットには、コメ、トウモロコシ、豆、スパゲティー、油、トマト・ペイスト、イワシ、石鹸、生理用ナプキン、歯磨き粉および歯ブラシが入っていました。1週間にわたって、ハイチの平均的な家族の必要に備えるのが、彼らの目標でした。

被災地の主要な道路沿いに生活必需品を単に送り届けるというよりは、彼らは本当に必要としている人々の手に渡すよう努力しました。彼らは山にも登り、被災地の体力が衰えた人々、高齢者、体の弱い人々が本当に必要とする援助が受けられるよう努めました。

緊支援セットを届けるという彼らの任務には、多くの課題も同時に突き付けられました。秩序を維持するために、大規模な群衆整理に努め、最も脆弱な人々に生活必需品を配りました。援助がやっと届いて、非常に感謝して、今にも泣き出しそうな高齢男性を、ハイチ・チームが見た時に、自分たちの懸命な奮闘が、実に報われたのを彼らは知ったのです。

支援者の援助のおかげで私たちは、地域の牧師にも緊急支援セットを配りました。これで、厳しい状況に直面している新たな家族にも、支援が届くことになります。Operation Blessingの支援者は、食料を必要としている病院の職員および患者にも、防災セットを配るのに一役買いました。

困窮するハイチ人に、医療用品が届く

さらに、支援者という友人が、この困難な時期の間、負傷した人々および病気で苦しむ人々に、生命維持に必要な生活必需品を提供したのです。Operation Blessingチームは、手袋、帽子、注射器、マスク、接着剤、抗菌 石鹸、綿、塩素 、静脈内輪液および薬剤を含む品物を、複数の病院に提供しました。何よりも大切なのは、彼らが奉仕しているそれぞれの被災者には、1人1人に尊厳があり、個性を持った人間であるのを、彼らが認識したことです。そしてそのまま、彼らは、国家中の苦痛を和らげるのに依然として全力を注いでいます。

Haiti Quake Victims

さらなる援助、間もなく到着

現在、国際的な専門家で構成するまた別のOperation Blessingチームが、ハイチにさらなる援助を提供するために、現地に向かいました。水をつくるための専門知識や、医療援助を提供しています。

被災地ハイチを覚え、引き続きお祈り下さい。

オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、米国バージニア州に本部のある国際NGO Operation Blessing Internationalの日本支部として国内外の支援を行う一方、本部を通し海外で発生する災害における間接的な支援を行っております。

心に支援が必要な人々に助けの手を届けられるよう、皆さまのご協力を心からお願いいたします。

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