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【トルコ地震】家を失ったサリム家族~回復への道のりに希望を

ゴロゴロというコンクリートのひび割れと混じり合い、叫び声が夜通し鳴り響きました。自宅が激しく揺れたため、サリムは目が覚め、4人の幼い子供を急いで集めました。

「私の子供たちは泣き叫び始め、とても怖がっていました。私たちは離れずにいることだけで精一杯でした。地震が少し落ち着いてから、家屋の倒壊音が聞こえてきました。」

恐ろしい音の中で、障害物で詰まったドアを通り抜け、なんとか道にでることができましたが、通りはすぐにホームレスの家族でいっぱいになったと言います。
「私たちは靴下や靴を履くことができず、粉々になったガラスの上に裸足で出てきました。」

トルコ地震 サリム一家
トルコ地震

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サリムの家族のように、ほとんどの生存者は持ち物をほとんどまたはまったく持たずに危険を逃れました。それ以来、彼らはテントや車の中で寝ています。これは、16万棟以上の建物が破壊され、4万人以上の命を奪った大地震によって避難を余儀なくされた何十万人もの人々の日常生活です。

オペレーション・ブレッシングは地震直後より対応チームをトルコに送り、以来、心に傷を負った人々に寄り添い、必要な助けの手を差し伸べています。

トルコ地震

サリムの8歳の息子、アリは、救援チームの存在が彼らにとってどのような意味を持つかを語ってくれました。
「地震の日に助けに来てくれて、遊んでくれたり、風船を作ってくれたりした。それからおもちゃの剣を頼んだら、それを僕にくれたんだ。」

トルコ地震

皆様の惜しみない贈り物のおかげで、子どもたちが毎日を明るくするために必要なサポートを得ているだけでなく、必要としている人々は、衣服、毛布、ソーラーランプなどの必要物資を手に入れ、暗く寒い毎日の中に温かい希望をもつことができています。 サリム家族は、私たちのチームと一緒に1日3食を食べていると言いました。また多くの家族が、生活を維持するために温かい食事と食料が詰まったボックスを受け取っています。

トルコのニーズは膨大です。しかし、皆様からの寛大な支援により、人々は回復への道のりに希望を見出しています。


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