【令和6年能登半島地震】オレゴンHOPE JAPANチームが協力 2024.01.17令和6年能登半島地震・大雨, 緊急支援, 災害支援 1月10日(水)、世界各地で災害支援活動を行うHOPE JAPANチームが、今回OBJのパートナーとしてアメリカ・オレゴン州ポートランドから石川県能登半島に駆け付けてくれました。 HOPE JAPANは2005年の設立以降、ハリケーン・カトリーナ、東日本大震災、ネパール地震、熊本地震、北海道地震、台風19号災害(千葉)など、数々の自然災害に出動。オペレーション・ブレッシング・ジャパンとは、これまで多くの被災地支援活動をともにし、強い信頼関係と連携体制で結ばれています。 2019年千葉県の台風19号災害で応援に来られたオレゴンチーム(写真左)。南相馬復興支援で、地域の方々と交流を深めるイベントにも参加(写真右)。 今回も元旦の突発的な災害だったにも関わらず、「神様に呼ばれれば、どこへでも行きます。どうか私たちを、働きのために用いてください」と、即チームを編成し能登に駆け付けてくれました。 https://objapan.org/wp-content/uploads/2024/01/oregon-wajima-en3.mp4 この日は80人の入居者が避難しているという、山奥にある高齢者施設から支援要請を受けました。ホワイトアウト寸前の強さで吹き荒れるブリザードは、オフロードドライバーのケンジさんも「恐怖を感じた」というほどの威力。道に潜むクラックや隆起を雪が覆い隠します。こうした天候による厳しい寒さも、被災者の方々を苦しめています。 長い悪路を何時間も走り続け、やっと高齢者福祉施設へとたどりつきました。暖房用の燃料が不足して困っているということで、ガソリンや灯油をお届けし、保温性の高い下着と靴下も提供。停電や断水が続く状態で洗濯がほぼ不可能なため、清潔で温かい靴下は「大変ありがたい!」と特に喜んでいただきました。 最終日には、七尾市内の高齢者施設、障がい者施設を訪問し、水や軽油、灯油、ヒートテックなどの物資をお届けしました。 避難所には物資が十分届いているという話もあがっていますが、福祉施設ではまだまだ足りているとは言えず、制度の狭間で苦しんでいる被災者の姿を日々目の当たりにしています。 能登半島地震は15日で発生から2週間となりました。避難所から宿泊施設などに移る2次避難が進められ、故郷を離れる被災者がいる一方、在宅で介護しているご家族や高齢の方など、さまざまな事情で現地での避難生活を続けている方もおられます。 14日の時点で、石川県内で221人の死亡が確認され、避難者は計2万35人にのぼりました。被災地では水道管や浄水設備が大きく損傷し、停電に続いて断水が大きな課題になっています。珠洲市など能登半島6市町のほぼ全域で水が使えず、復旧の見通しは立っておりません。 オペレーション・ブレッシング・ジャパンは被災地に立ち、支援が行き届かない人々への支援を続けて参ります。 避難所に物資があっても、病気や車の運転ができないなど、さまざまな背景から受け取りに行けない人がいます。 物はあっても、そこまでたどり着けない人々がいます。 オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、必要とする人のもとへ必要なものを、生きる希望となるものを届け続けます。 どうぞ続けて皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。 ■振込先口座 ゆうちょ銀行 当座 二二九店 135913 口座記号番号 02260-8-135913 オペレーション・ブレッシング・ジャパン ■振込先口座 三井住友銀行 仙台支店 普通 2202482 特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン ■クレジットカード https://objapan.org/donation/noto2024/ 令和6年能登半島地震 燃料支援に寄付する Tweet シェア 令和6年能登半島地震・大雨, 緊急支援, 災害支援