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【ウクライナ越冬支援】紛争州1000世帯へ暖と希望をもたらす固形燃料を届けます

2022年2月以来、現在も激しい戦火状態に置かれているウクライナ。
ロシアのミサイル攻撃によるインフラ破壊によって国内全土でエネルギー生産・配給に深刻な被害が出ており、広範囲の地域で暖房を使用できないため、ウクライナは2年続きで長時間の停電を強いられる冬を迎えようとしています。

ウクライナ国営送電網運営会社によれば、昨年冬は1200発以上のミサイルやドローンがロシアから発電所へ向け発射され、ウクライナのエネルギーシステム史上最も困難な冬となりました。
今年の冬は昨年以上に冷え込むとの予想もされており、数百万の国内避難民が極寒による命と生活の危機に晒されると懸念されています。

この深刻な事態を受けオペレーション・ブレッシングでは、最も脆弱な立場におかれている人々を支援するため、ウクライナ東部ドネツク州、サポリージャ州において、1000世帯へ固体燃料を提供する準備を進めています。
両州は、現在進行中の紛争によって最も大きな打撃を受けており、資源が枯渇しているなか多くの国内避難民が住んでいます。

国際NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成により、今回各世帯へ冬を乗り切るための固体燃料1トン提供する計画です。
この固形燃料は、ウクライナのシンボルでもあるひまわりの種やかすからできており、送電網に頼らない暖炉のエネルギー源として、地域住民の命と暮らしを極寒の危険から守ります。

この越冬支援は、現地の治安状況を監視しながらの大変危険な状況下で行われているプロジェクトです。活発な紛争州のため、ロシアからの爆撃や砲撃、不発弾の被害にあうリスクもあります。
どうぞ活動にあたる現地協力団体スタッフ、また住民の安全のためのにお祈りください。
そして長く続く冬を迎える避難民の方々へ、温かな暖炉を通し希望の光が刺し続けるように、皆様の思いやりに富んだご支援をよろしくお願いします。


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