【仙台・炊出し支援】本当に大切なこと～こころの穴埋めを求めて

あっという間に10月半ばを過ぎ、暗くなるのがめっきり早くなる季節なりました。今月も私たちは青空会を開催し多くの方にご参加いただきました。準備した50食のお弁当、食料支援バッグ、それと亘理町の山川果樹園様からご寄附いただいたリンゴも大変喜ばれました。（山川様からはお米も寄贈いただいています！）

今回は、はじめて青空会の炊き出し支援に参加される方も多く、そのお一人、仙台にきて5年ほどのEさんは「好き嫌いが多いんだよ」とおっしゃいながらも、お弁当を受け取られ少しお話することができました。以前は年収も高く、それなりの生活をしていたとのことですが、今は諸事情により古いアパートを借りて住んでいるとのこと。青空会には行政機関から紹介されて来られたのだそうです。

いつも通り、ラジオ体操の音楽が鳴り響き「みんなでラジオ体操するのですが、一緒にいかがですか？」とお声掛けし、お弁当を待っている間にラジオ体操にも参加してくださいました。

「なんか虚しくなるね。。。」と、以前のマンション暮らしと今の生活との落差を感じ辛く感じてしまう様子でしたが、お話した後は心の穴埋めができたような、少し表情が明るくなっているように思いました。来月も来られるとのこと、状況を大きく変えることはできませんが、ここに来てお話することで元気になっていただければと願っています。

これからクリスマスに向け、街は華やかに、モノ・コトの消費が増えるシーズンとなります。私たちは、そうした物質的なものでは埋めることの難しい心の穴を神様の愛で埋めることができるよう祈りつつ、ご支援いただく皆様とともに活動を続けています。

炊き出し支援は、プレイズ・コミュニティ・チャーチ（青空会）、仙台ワイワム（YWAM）宣教チーム、OM（Operation Mobilisation）宣教団体、いこいの汀教会の方々、牧師や宣教師、多くのボランティアの方々のご協力により実施しています。Amazonみんなで応援プログラムを通したレトルト食品や飲料水、菓子や衛生用品のご寄付、フードバンクやOBJの支援活動のためにお送り頂きました温かなご寄付と応援メッセージに心より感謝申し上げます。

【今後の開催予定】
11月7日（火）

※レトルト食品、個包装の飴やお菓子などの支援物資をAmazon「みんなで応援プログラム」にて募集しています。