【北海道地震支援】厚真町・鵡川町・安平追分町での現地活動
オペレーション・ブレッシング・ジャパンの緊急支援チームは8日、震源域となってる厚真町の避難所に来ました。
避難所の運営をお手伝いされていた近くの保育園の園長先生が必要な物資を教えてくれ、除菌用ウェットティッシュや水、そのほか飲み物を支援物資として搬入することができました。
その後現地調査に入ったのは、鵡川町と安平追分町です。
地域の物資配給拠点となっていた教会と特別養護老人ホームに、食べ物や燃料・衛生用品を届け、生活必需品の入手に困っておられた職員の方から大変喜ばれました。
また、そこで90歳という高齢のため、避難所での生活を断念した蜂谷さんという方に出会いました。
蜂谷さんご家族があまり手にはいらない食料を買い出しに行こうとしていたところ、OBJの調査スタッフと出会い、そこで水・ジュース・ごはん、そして手に入りにくいパンを差し上げることができました。
今回の地震で、11日午後9時現在、道内の9つの市と町の合わせて44の避難所に1599人が避難しています。
このうち、震度7の揺れを観測した厚真町が最も多く944人、ついでむかわ町が222人、安平町が201人、札幌市が138人などとなっています。
停電はほぼ解消しましたが、震源に近い厚真町や安平町を中心に約6000戸で断水が続いており、市民生活への影響の長期化が懸念されています。
手が届きにくい被災現場で必要とされている助けとなれるよう、私たちの支援活動は続きます。
続けて皆様のご支援を宜しくお願いします。