クリスチャンメディアに掲載～イスラエル駐日大使が能登半島の仮設住宅を訪問、支援物資を届ける

9月3日、イスラエルのコーヘン駐日大使が輪島市門前町の仮設住宅を訪問し、支援物資を手渡しながら住民の方々との交流の機会をもたれました。オペレーション・ブレッシング・ジャパン代表と災害支援スタッフが輪島市の被災地を案内、現地スタッフが炊き出しとカフェコンサートを企画しました。この時の様子をメディアでご紹介いただきましたので、ぜひご覧ください。

CHRISTIAN TODAY
イスラエル駐日大使、能登の被災者に物資届ける　キリスト教ＮＧＯと協力

クリスチャン新聞
イスラエル駐日大使仮設訪問 能登半島被災地へ物資支援も　ＯBJ

　今月３日、元日の能登半島地震で被災した石川県輪島市をイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が視察し、オペレーション・ブレッシング（ＯＢＪ）代表ドナルド・トムソンと災害支援担当スタッフが被災現場を案内しました。同時に門前町の仮設住宅集会所ではOBJ 現地スタッフのコーディネートによるミニコンサート＆炊き出し支援を実施。視察後、大使は炊き出しに参加し、被災者へ支援物資を手渡しながら激励の言葉を伝える場が設けられました。

　イスラエル大使館の支援は、２月初旬に断水が続く被災地へ食品を中心とした物資提供を行ってから２回目。今回もOBJ との連携により、ニーズの高い洗剤や石鹸などの生活用品に加え、ナツメヤシやお茶などのイスラエル製品を被災地へ届けました。コーヘン大使は、「能登の人々と共にこの非常事態に立ち向かうために来ました。生活再建を支援するため、緊急かつ継続的な援助を提供することを約束します」と話し、住民一人ひとりに物資を詰めたバッグを手渡されました。

　今回の訪問を受け、被災者の方々は「来てくれるだけで元気が出ます」「あなたの国も大変なのに来てくれてありがとうございます」と大使との交流に勇気づけられた様子でした。

　能登半島地震被災地の仮設住宅では、住民の孤立を防ぐコミュニティづくりが新たな課題になっています。入居して初めて顔を合わせる団地もあり、「誰が住んでいるか分からない」との声もあがるなか、オペレーション・ブレッシングは地域教会や支援団体と連携し、炊き出しや音楽コンサートなどを通じた復興コミュニティ支援を続けています。
地震から8 か月が経過しましたが、未だ水道が使えない地域もあり、復興には息の長い支援が必要です。
引き続き被災地に、関心をお寄せいただき、被災された方々の生活の再建と心の癒しのためにお祈りとご支援をお願いします。