マウイ島の漁師の生きる糧、家族を養うための道具〜皆さまの支援が大きな力となっています

ハワイ州マウイ島で発生した山火事により、そこで暮らしていた人々は平穏な生活や仕事、家族や友人をも突如奪われてしまいました。皆さまの温かなご支援は、こうした被害に遭った人々をサポートし癒やしをもたらすための大きな力となっています。

マウイ島の中でも特に大きな被害を受けた地域の住人、ウォーナーさん。そこでは、彼の家を含め95%もの家々が完全に崩壊したと言います。
「家に置いてきたものは何もかも灰になっていた。回収することも叶わないほどだ。」
と、彼と彼の住んでいた地域の現状について話しました。

ハワイで暮らす人々にとって最も辛いことのひとつは、日常生活と家族を養う手段を失ったことです。漁師として生計を立てていたウォーナーさんもその一人です。マウイ島の住民にとって漁とは、仕事であり、文化であり、コミュニティでもあるとても重要なものです。

「全てを失った漁師は、陸に上がった魚のようです。水中で暮らす魚にとって陸は生き延びることが困難な環境であるように、今の私たちは漁師が生計を立てるには難しい環境に置かれています。今までどのように食べて生きていたのかを思い知らされました。漁が無理なら物々交換をすればいいじゃないかと思うかもしれません。しかし、それでは他に依存して生きていくことになってしまいます。」

オペレーション・ブレッシングは常に、このような状況において、私たちが満たすことのできるニーズを探しています。私たちの救援チームがハワイの漁師とその家族が助けを求めていることを知ったとき、私たちは手を差し伸べることのできる機会を見逃しませんでした。そして、心優しい支援者の方々が、私たちがすぐに釣り道具を提供できるように協力してくださいました。

ウォーナーさんは涙を流しながら、提供された機材が彼とその家族をどれだけ救うことにつながるかを話してくださいました。
「これは、私たちが日常に戻り始めることができるということを意味します。寄付をしてくださる方がいるというだけで、それはとてもありがたいことです。家族を養うことができるように、そして今でも好きなことができるように道具を寄付していただいたこと、本当に嬉しく思います！」と。

私たちはハワイの地で、絶望的な状況に置かれている人々へ救援物資を提供し続けています。皆様の支援は、私たちが山火事の被害に遭った人々が置かれている苦しい状況を真に変える助けとなっています。マウイ島の人々にとって、彼らのことを思い気にかけてくれる人が支え続けてくれるということは、本当に嬉しいことであり、心の支えになっているのです。 あなたの支援を、彼らを気にかける暖かい気持ちを必要としている人がいます。

山火事の被害に遭った人々を助け、復興の支援にご協力いただけませんか？