届きにくいところへ支援物資を 東日本豪雨災害支援
常総市内では1500人の市民が困難な避難生活を送っており
私たちの東日本豪雨災害支援活動は今日も続いています。
今日は水海道市 市民・福祉センター「ふれあい館」を訪ね
要望をいただいていた 紙おむつ・消毒液・ウェットティッシュ
トイレットペーパー・殺虫剤などの物品を納入しました。
床上浸水したお宅が多く、浄水場の復旧めどが立たなく
断水している状況で、衛生状態の悪さが心配になっています。
また避難所では物資の必要の度合いに差があります。
常総市役所・石下体育館で子ども用の紙おむつを抱えた男性と出会いました。
塚本努さんは生まれたばかりの赤ちゃんのためのおむつを受け取りに来たのです。
9月10日の鬼怒川の決壊と同時期におこった川水の氾濫で
出産を控えた奥様とお子さんがいたアパートに水が流れ込み
その時ご主人は仕事中で家にはいませんでした。
大きなお腹を抱えた奥様は子どもを連れて、水の中を歩き
手助けを得てフェンスを越え、目の前にあるスーパーマーケットに逃げ込みました。
奥様はその後ヘリコプターで病院に移送され、翌日無事に出産したのでした。
塚本さんは日中は仕事へ行き、夜帰宅してから
食事や必要なものを購入に出かけますが、道はどこも混んでいて
また市内には必要な物品が不足しており、途方に暮れていたそうです。
もうすぐ帰ってくる奥様とお子様たちのために
私たちは紙おむつやおしりふきなどの衛生用品を寄贈することができました。
OBJでは東日本豪雨災害支援を立ち上げ、支援者の皆様に呼びかけています。
特別寄付ページを開設しました。
皆様の支援をお願いいたします。
⇒East Japan Flooding Relief Fund, How to Give
皆様の支援と協力をお願いいたします。