【熊本地震 復興支援】足元注意!9階マンションでの引越支援
この足がすくむような写真をご覧ください。
マンションはエキスパンションジョイントで、地震のエネルギーをうまく逃がすようになっていました。
しかし、地震の力によりマンションの棟は分断されてしまったのです。
空いた隙間はマンションの階層が上に行くほどに大きく、9階では約50センチ。
その9階にお住まいだった依頼主の要請で
オペレーション・ブレッシング・ジャパンと支援チームは熊本市内で引越支援に行きました。
荷物を降ろすためのエレベーターを使うためには、隙間の上を渡り、向こう側の棟に行くしかありません。
踏み板を用意し、安全対策をして家財を運び出しました。
家財を運んだ熊本市内のご実家。
こちらも被災しましたが、少しずつ自分たちで修理し生活しているのだそうです。
長年、ご実家では生け花教室をされていました。
その生け花教室もしばらくお休みしていたのですが
「こんなときだからこそ少しでもみんなの気持ちが和らぐことが必要だろう」
と教室を再開、沢山の生徒さんが喜んで通ってきているそうです。
熊本地震の被災地には
引越業者は半年先まで予約が一杯
日々の生活だけで精一杯
このような支援を求める声があふれています。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは住民の力となるために活動を続けます。
現地支援レポート
オペレーション・ブレッシング・ジャパン 諸藤