【募金開始】ジカ熱対策支援【中南米カリブ地域で猛威】
エルサルバドルとハイチから
蚊が媒介するウイルス「ジカ熱」が、中南米カリブ地域を中心に猛威を振るっています。特に妊娠している女性へのリスクは深刻で、感染すると胎児に重大な身体的疾患をもたらす危険性があるとされています。
エルサルバドルを始めとした中南米各国では、「小頭症」と呼ばれる子どもの発達不全を防ぐため、政府が女性に妊娠を遅らせるよう勧告する動きも出ています。
小頭症とは、脳の成長が不十分なために、脳と頭蓋骨が月齢に比べて異常に小さくなる症状のことです。小頭症は、てんかん発作や発達不全、精神遅滞に繋がる危険性があります。
オペレーション・ブレッシングはハイチとエルサルバドルにチームを動員し、妊婦と胎児をジカ熱から守るための蚊帳を支給しています。
すでに感染してしまった妊婦に対しては、可搬式の超音波機械による胎児検診を実施し、胎児の発育状態を定期的に確認できるようにしました。
ジカ熱の猛威から子どもたちを守るべく、オペレーション・ブレッシングのチームは懸命な支援活動を展開しています。
⇒中南米カリブ地域で猛威をふるうジカ熱対策支援として募金を開始しました。