オペレーション・ブレッシング・ジャパンは寄付金や物資を届ける支援活動を世界39ヶ国で行っている国際NGOです。Operation Blessing International (OBI)の日本での活動を担っています。

  • date : 2018.06.23
  • writer : obj

【あとりえクラブ】福島で生きるということ

【あとりえクラブ】福島で生きるということ
南相馬市にある私たちのサテライトオフィスで、今月1日から子育て支援事業「あとりえクラブ」がスタートしました。
このクラブでは、定員や条件の都合上児童クラブを利用できない児童に、宿題や自主学習、また他の児童たちとの交流を通して成長できる場を提供することを目的としています。

私たちが活動の拠点としている南相馬市の小学校では、定期的な内部被曝検査が行なわれていますが、未就学児童が検査を受けたい場合は、乳幼児用の検査機器「ベビースキャン」が導入されている指定の病院へ行かなくてはなりません。

いつもあとりえホープにお母さんと遊びにきてくれる男の子も、先日このベビースキャンを受けてこられたそうです。
子どもは専用の検査衣を身に着けた上で、機器の中に4分間横になります。飽きてしまわないよう、測定中はタブレットでアニメなどを見せます。
image1実際に検査を受ける様子

image2
男の子のお母さんは、南相馬市で家族と暮らすと決めた想いを、私たちスタッフに次のように語ってくださいました。
「もし震災や原発事故がなかったら、どんな子育てができていたのだろう?と考えることがあります。
しかし、もう起こってしまった現実は受け止めなくてはいけない。
この現実を受け止めた上で、世の中の人たちが思う「当たり前の生活」を送っていきたいです。
そして、とにかくこの地で生活する中で、いろいろ気をつけながらも、のびのびとしたいつも通りに近い生活を送れたら、と思います。
そのためにも、その場しのぎでなく、この先のことを考えた環境や社会体制を整えていく必要があるのだと感じます。
そして、『自分さえ良ければ』という利己主義ではない、思いやりを持った心や知識を、子ども達に身に付けさせることが大切だと思うのです。」

震災から確実に時は流れていきますが、放射能への懸念や不安は、薄れていくよりむしろ色濃くなっているように感じます。
被災経験のない子ども達も、このように定期的に検査を受けたりと、何かしら生活に影響を受けながらここで暮らしているのです。それが、震災から7年3ヶ月経った福島の今の現状です。
【放課後あとりえほーぷ:春をたまごに彩って】
私たちは、福島の子ども達がより安全で豊かな学びと育ちを経験できるよう、あとりえホープそしてあとりえクラブを実施しています。
福島の子どもたちが安心して学び遊べる環境をハード・ソフト両面からサポートし、保護者の方のご意見を頂きながら、子ども達の健やかな成長を支えていきたいと思います。

私たちの活動は、皆様からの温かいご支援によって成り立っております。
ボランティアや寄付など、あなたにあった形で、ぜひ私たちオペレーション・ブレッシング・ジャパンの支援活動をご支援ください。


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