オペレーション・ブレッシング・ジャパンは寄付金や物資を届ける支援活動を世界39ヶ国で行っている国際NGOです。Operation Blessing International (OBI)の日本での活動を担っています。

  • date : 2018.05.16
  • writer : obj

【コラム掲載情報】5/10福島民報「民報サロン」

この度オペレーション・ブレッシング・ジャパン広報の渡邉が、100年以上歴史のある福島民報新聞で連載が決定しました。
5月から8月までの3ヶ月間、不定期で連載させていただきますので、ぜひご覧ください!
今回は、5月10日付けで掲載されました初回のコラムをご紹介致します。


【南相馬から元気を発信】

「今日もみんなで頑張っていきましょう!RISE UP!」
南相馬市の商業施設ジャスモールの一角に響き渡った、大人と子ども達の元気なかけ声。私たちオペレーション・ブレッシング・ジャパン(以下OBJ)が毎月2回開催している、「RISE UPゴスペル教室」の練習風景です。
ゴスペル教室は施設内の元フードコートをお借りして行なわれ、現在20名を超える地域住民の方が熱心に練習に励んでいます。

私たちOBJが支援活動の拠点としている南相馬市は、仮設住宅の解体、復興住宅の建設などによって既存のコミュニティが大きく変化し、人々との繋がりが希薄化してしまいました。その状況を受け、私たちは一昨年秋、「新しいコミュニティの創造と地域活性化」を目的に、このゴスペル教室をスタートさせました。 
当初は「歌は好きだけど人前で歌うのは…」「英語は得意じゃないから」と遠慮がちだったメンバーも、練習を重ねるごとにみるみる心が開放され、昨年秋には地元のお祭りのステージや、仙台ゴスペルフェスティバルに出場できるまでに成長を遂げました。
一つ大きなステージを乗り越えるごとに、メンバー同士の自信や喜びが膨れ上がり、そしてクワイア同士の絆の強さに繋がっていったように感じます。

そんなRISE UPゴスペルクワイアのメンバーのほとんどは、南相馬市に在住しています。
そして皆が7年前の大震災で、今まで当たり前だった生活の崩壊を経験しました。ある人は家族、家、そして大切なふるさとを失くしました。物理的な復興は進んでいっても、心に深く根付いた痛みは何年経っても癒えるものではありません。
しかし、時は確実に進んでいきます。このゴスペルクワイアの名前につけられた「RISE UP」には、そんな痛みを経験した一人一人がそこから立ち上がり、力強く一歩踏み出していく決意と願いが込められているのです。

私は4年ほど前から、この復興支援の働きに携わっています。
7年前仙台の専門学校で被災した私は、大きく傷ついた地元南相馬でできることは何か、20年近くお世話になった地で、自分が役立てることはないかを模索していました。そして不思議なご縁で、このOBJと出会い、大好きな南相馬の地で、そこに住む人々に直接関われる仕事につくことができました。
現在私は広報として働きながら、RISE UPゴスペルクワイアの皆さんの成長を追い続けています。

震災を経験する前は、海外留学をしたいという願いもありましたが、今はこの福島の地で、地元の方々といっしょに前を向いて生きているということが、何よりの喜びになっています。大きな痛みを経験しても、それを共有できる仲間に出会えた時、人はどこまでも成長できるということを、このRISE UPゴスペルクワイアのメンバーに教えられたように思います。
今までたくさんの方に応援してもらった分、今度は私たちが元気を届ける側です。
南相馬の地に響く希望の歌声が、やがて全国各地に広がっていくことを願っています。

国際NGO特定非営利活動法人
オペレーション・ブレッシング・ジャパン
広報 渡邉恵

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