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【福島:復興支援】仲間と紡ぐ希望の歌声

「福島を希望の地に」をビジョンに、福島県南相馬市で毎月行なわれている「RISE UP」ゴスペル教室。
今日も軽快なピアノの音色に合わせて、美しいハーモニーの声が会場の一室から響いてきました。
【福島:復興支援】ゴスペルを歌うことで湧き上がる希望
たくさんの方々が今回も参加してくださり、夏の発表会へ向けて本格的な練習がスタートしました。
姿勢と呼吸方法に始まり、発声、発音、コーラストレーニングをしながら、課題曲である「Amazing Grace」を歌います。
発表の日が近いこともあり、講師、参加者ともに気合いが入ります。
【福島:復興支援】ゴスペルを歌うことで湧き上がる希望
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顔なじみとなったメンバーと互いに声をかけあい、時折ステップを踏みながら、和気あいあいと時間が過ぎていきます。
このRise Upゴスペル教室は、同じような地域に住む、同じような境遇の人々が集い、互いに仲間として励まし合う場となりました。

原発事故によって分断されてしまったコミュニティ、傷ついてしまった人間関係・・・
そんな福島で、「ゴスペル」を歌い続ける意味とは何でしょうか。
【福島:復興支援】ゴスペルを歌うことで湧き上がる希望
【福島:復興支援】ゴスペルを歌うことで湧き上がる希望
ゴスペルには「人生の応援歌」と言われるほど、前向きで希望に満ちたメッセージが込められています。
聖書をベースに作られた歌詞は、世代や国籍という枠を越え、日々の生活に力と感謝を与えてくれるものとして多くの人々に親しまれてきました。

「Amazing Grace」の歌詞の中にも、大きな「希望」が込められています。
来月に迫った発表会では、この曲を披露することが決定しました。
【福島:復興支援】ゴスペルを歌うことで湧き上がる希望
被災者として悲嘆にくれるのではなく、そこから立ち上がった者として、今度は自分たちが希望を発信していく。
そして隣には、一年間ともに練習を重ねて来た仲間たちがいる。

人生を受け止め、今与えられているものに感謝し、強く生きている福島の皆さん。
その希望の輪は、少しずつしかし確実に各地へと広がりつつあります。

震災に負けない、明日に向かって生きる福島の人々が紡ぐ歌声が、新たな力を被災地にもたらすことを心から願っています。
【福島:復興支援】九州と東北ーゴスペルで生まれた希望の輪

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