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【福島復興支援】住民同士がつながる場所、ブレッシングルーム

全国的に厳しい寒さが続いていますが、みなさま風邪など引かれていないでしょうか?
街のあちこちでクリスマスソングが流れるようになり、ますますクリスマスが待ち遠しくなってきましたね!
ここオペレーション・ブレッシング・ジャパンのサテライトオフィスでも模様替えをおこない、クリスマスの雰囲気たっぷりのツリーを設置しました。
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このサテライトオフィスは、より地域に根ざした復興支援を実施すべく、今年6月に南相馬市原町区のジャスモール内に設立されました。
通称「ブレッシングルーム」と呼ばれるこのオフィスでは、手芸イベントやパソコン教室などを開催したりと、地元の人々の憩いの場としても活躍しています。
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本日は、天然の松ぼっくりでオリジナルミニツリー作りを行いました。
参加者の中には、先日のファミリークリスマスコンサートに出席してきたという女性の方もいらっしゃいました。
スタッフとその時の感想を和気あいあいと語り合っているうちに、あっという間に可愛らしいツリーの完成です!
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ここ福島県南相馬市に住んでいる人々の暮らしは、実に様々です。
長年住んでいた仮設住宅から復興住宅へ移り住んだ方、避難先から自宅へ戻り、家の整理に追われている方など、震災は未だこの地域の人たちの暮らしに影響を与えています。

10月に実施された南相馬市市民意識調査では、南相馬市に住み続けたいという人が全体の半数を超える一方で、被災地域の医療機関や商業施設の充実や地域交流の活性化の必要性を訴える声が多く上がるなど、今後の生活に不安を抱く人が多くいることがわかっています。

私たちは、地元メンバーで構成されたRISE UPゴスペルチームを結成するなど、地域と密着した地域振興支援を行ってきました。
そして、今年からオープンした「ブレッシングルーム」が、地域の人々とつながりを創造する場所として用いられています。
市民ひとりひとりが活気づいた、確かな復興を実現させていくため、今後も息の長い支援を続けて参ります。
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