オペレーション・ブレッシング・ジャパンは寄付金や物資を届ける支援活動を世界39ヶ国で行っている国際NGOです。Operation Blessing International (OBI)の日本での活動を担っています。

  • date : 2015.05.12
  • 活動地域 :

【ネパール地震】山岳地帯 9日間支援がなかった村【後篇】

山岳地帯 9日間支援がなかった村【前篇】を読んでいない方はこちらへ

表情には動揺と疲れが

村人の表情には動揺と疲れが見えました。
それでも私たちを喜んで迎え入れてくれました。

彼らは素朴な農民で、地滑りによって崩れた段々畑を見せてくれました。
農耕作そのものに打撃を受け、備蓄していた食糧も失ったのです。

米を降ろし終わると、村人の顔に安堵の微笑みがありました。
2台目の小型トラックが到着し、さらに米が降ろされます。
道に残してきた米を取りにいくために、2台の小型トラックがまた山を降りて行きました。

村を少し歩き回りましたが、全体像は掴みにくく
家は山側のいたるところに離れて点在しています。
ある村人は、物資を受け取るために、下から上までの約300メートルを登り降りし、
また他の村人は、さらに高い嶺から降りて取りに行ったのだそうです。

崩れた家

崩れていた4人家族の家の中に入りました。
お母さんのプリーマ・チェマイさんは、すべての物を失った痛みを聞かせてくれました。
しかし、一番の心配はこれから来るモンスーン、雨季の到来です。

さらにお母さんは、自分の苗字がネパールの社会階級制度で最低にあたる不可触民であると説明してくれました。
この村の全員がネパール最低の階級なのです。
社会が決めた残酷なカースト制度の最底辺であることを、惨めそうに語る姿を見ることは本当に辛いものでした。

運んできた米は孤立している彼女の家族と他の120家族の大きな助けになるでしょう。
また、私たちは村に安全な水を提供しました。

小型塩素生成機械の使い方を説明

オペレーション・ブレッシングのチームは村人にH2Go小型塩素生成機械の使い方を説明。
これは私たちにとってもグッドタイミングとなりました。

山頂まで登った車両が故障してしまい、予定より長く村にいることになったので
水が欲しくなり、村人に水を頼んだところ
長い間洗ったことのないオレンジ・ジュースの容器に水を持ってきてくれました。

喉が渇いていましたが、この水はちょっと怪しいと感じたので
H2Goの機械を使って水を消毒し、安心して飲めるように実演するいいチャンスになったのです。

車両がようやく修理できました。
その時、雷鳴が谷間に響き、みんなに緊張が走りました。
すぐに小雨が降りだしました。
雨が降るとさらに通行が困難になるので、すぐに出発する必要があります。

なんとか雨が激しくなる前に、谷の底に辿りつき幹線道路に入れました。
しかし、まだ油断はできません。
雨はさらに地滑りや、土砂崩れを起こす危険があり、もっと安全な道に出るように急いで進みました。

数日後この村を再び訪れます

今回のミッションは大変神経を使うものでした。
しかし、大きな被害を受けていた村人に助けの手を差し伸べることができたことを考えると、本当に良かった思います。
オペレーション・ブレッシングのチームは、さらに支援物資を届けるため、
数日後この村を再び訪れ、彼らの復興を早めるために何ができるか村人と話し合っていこうと考えています。

【ネパール地震】山岳地帯 9日間支援がなかった村【前篇】へ戻る

オペレーション・ブレッシングの活躍を支援ください。

あなたの1,000円が、100家族の10日分の水を支援します。

⇒支援の窓口
寄付する

 

 

⇒Nepal Needs Your Help, How to Give
DONATE

 

 

Copyright ©2017 OPERATION BLESSING JAPAN All Rights Reserved.