オペレーション・ブレッシング・ジャパンは寄付金や物資を届ける支援活動を世界39ヶ国で行っている国際NGOです。Operation Blessing International (OBI)の日本での活動を担っています。

  • date : 2015.05.11
  • 活動地域 :

【ネパール地震】山岳地帯 9日間支援がなかった村【前篇】

カトマンズからシンドパルチョクへ

頂を目指す

今日は、これまでのネパールの支援活動の中で最も厳しい1日となりました。
被災した山奥にあるコミュニティーへ向かいます。
道路が修復されたことでアクセスが可能になったのです。

朝の5時、6トン以上の米と食糧をトラックに載せ、車両の隊列がカトマンズを出発し
8時間かけて大規模被害を受けたシンドパルチョク地区山頂の村にようやく辿りついたのです。

修復されたとはいえ、地滑りで崩れた道路を通るためには応急処置をしならがら進みます。
何度も怖い道を通ります。

350メートル下の谷間が口を開く

トラックの車輪が崖のギリギリまで近づき、荷台の上から
350メートル下の谷間を見つめなければなりません。
地震後、すでに支援を受けた街や村を通り抜けます。
私たちはそれを横目に何の支援も受けていないところに辿り着くのだと
自分を奮い立たせて、ひたすらに進んでいきます。

まだ誰もこの地区に入っていないので、何か起こるか分かりません。
そのためにネパールの警察隊にも同行してもらいました。

チベットとの国境の近くまで山道を登っていく毎に道は狭くなっていきます。
ある箇所では、私たちは道路にあいた穴を石で埋めたり、
地滑りで落ちていた大きな石をどかしたりしながら進んでいきます。

道路状況だけではなく私たちの上部にも常に意識を向けることが必要です。
山の側面が傷だらけで、どれだけ安定しているか確かではありません。

トラックでは通れない場所

トラックではとても通れない場所に着きました。
急斜面の曲がり角を通るためには積んでいた6トンの米の半分を一度下ろさなければなりません。

米の半分を一度下ろす

35メートルぐらい進めましたが、そこからまたトラックは進まず
さらに米を下ろし、20メートルぐらいゆっくり進みます。
周囲は地滑りの残骸が多く、非常に厳しい状況で、トラックでこれ以上進めないと判断しました。

車両の隊列にあった2台の小型トラックに物資を積み替え、ピストン輸送することにしました。
ここから山頂までは、私がかつて経験したことのない険しい道を30分かけ、1500メートルの標高を登ります。

頂に近づいてくると、大勢の村人が私たちの到着を待ち侘びいていたようすです。
それは地震発生から9日後、村にようやく支援物資が届いた瞬間でした。

【ネパール地震】山岳地帯 9日間支援がなかった村【後篇】へ続く

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