オペレーション・ブレッシング・ジャパンは寄付金や物資を届ける支援活動を世界39ヶ国で行っている国際NGOです。Operation Blessing International (OBI)の日本での活動を担っています。

  • date : 2014.03.26
  • 活動地域 : ベナン

ベナンという国を知っていますか?

 

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ベナンは西アフリカのギニア湾北岸に位置する小さな国です。農村地域は非常に貧しく、親は子供に十分な食事をさせることができません。子供たちは毎朝、わずかなパンと薄いお茶を飲んで学校に行きます。弁当や給食はありません。授業が終わって帰宅しても、夕食がなく、そのまま寝ることも珍しくありません。

そんな貧しい家族が、子供にいい仕事があるから口をきいてやると言われたらどうでしょう?子供は仕事先で食べさせてもらえるし、数ドルでも稼いでくれれば、家族の食料を買うことができます。こうして、困窮した家族の多くが幼い子供を町に稼ぎに出してしまいます。

ほとんどの場合、子供たちは強制労働をさせられたり、召使いとしてこきつかわれたり、性的搾取の犠牲になったりします。さらに、国境を超えて外国に連れて行かれてしまえば、親元に帰ることはほとんど不可能になります。

オペレーション・ブレッシングは、虐げられた子供たちの支援と救出を行うオーファン・レリーフ・アンド・レスキュー(Orphan Relief and Rescue)という団体と協力して、ベナンの貧困家庭の子供たちに毎日栄養ある食事をさせることにより、人身売買を防止しようとしています。

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私たちは、ベナンのシングルマザーやその他の苦しい境遇にある女性たちのために、特別な裁縫プロジェクトも展開しています。彼女たちの多くは裁縫ができるのですが、その技能を現金収入につなげるための材料やミシンを持っていません。そこで、女性たちに新しいミシンを提供することで、村の中で安全に子供を育てられるようにするのです。

「1人の子供を救い出せば、その兄弟姉妹も救うことができます」と、オーファン・レリーフ・アンド・レスキューのスタッフは言います。「両親は、つぎの子供を売ってしまう前に、私たちのところに相談に来てくるようになるからです」。

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ベナン共和国について

ベナンは17世紀に奴隷貿易で栄え、その沿岸は奴隷海岸と呼ばれました。19世紀にフランス植民地となりましたが、1960年に独立し、数回の軍事クーデターと社会主義体制を経て、1991年に民主主義国家へと生まれ変わりました。今日でも、貧困、安全な飲み水の不足、低い識字率、人身売買など、多くの問題を抱えています。

●北はニジェールとブルキナファソ、東はナイジェリア、西はトーゴと接しています。

●気候は熱帯気候で、年間平均気温は27.5℃です。

●人口は約900万人で、平均寿命は56歳です。

●40以上の民族から構成されています。公用語はフランス語で、そのほかに各民族の言葉があります。

●主要産業は農業で、綿花の栽培がさかんです。1人あたりの国民総所得は780ドルです。

●識字率は42%で、男性で55%、女性では30%です。

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