【米南部で巨大トルネード出現】アラバマ州で壊滅的被害

今月3日、米南部で多発したトルネードにより、少なくとも23人が死亡しました。
トルネードはミシシッピ、ジョージア、サウスカロライナ、フロリダ各州で発生し、特にアラバマ州が壊滅的な被害を受けました。
単独のトルネードによる死者数としては、2014年4月にアーカンソー州ヴィロニア(Vilonia)で発生したトルネード以来、最悪となります。


オペレーション・ブレッシングのアメリカ支部は、直ちに熟練したスタッフを現地に派遣。
政府関係者および他の支援団体と情報共有をしながら地域のニーズを調査し、支援物資を積んだコンボイ（トラック隊）を向かわせました。
派遣先であるアラバマ州では、EFというトルネードの強さを表す階級で４を観測し、多くの世帯の家屋が粉々に吹き飛ばされました。
EF4とは、建て付けの良い家や木造建築は全て破壊され、車も小型ミサイルのように飛ばされる驚異的な強さを表します。

地元住民の生活再建はまだまだ遠く、家屋の修理や飛ばされてきた大木・瓦礫の片付けなどに追われているのが現状です。
被災した家族が一日も早い日常を取り戻せるよう、オペレーション・ブレッシングは支援を続けていきます。


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