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【コロナ対策支援】コロナ禍で見えた「新しい連携」の可能性

コロナ禍の最前線で奮闘する人々を支えるため、私たちは団体のネットワークをフルに活かした支援活動を続けています。

先日、コロナ対策の最前線で日夜PCR検査に奮闘されている「京都府保健環境研究所」に、KNマスクと防護ガウンを贈呈しました。

じつはこの防護ガウン、カトリック大阪大司教区を拠点にして、難民や海外ルーツの方々を支援する活動をされているNGO団体シナピスが製作しています。
今回のコロナ禍で、シナピスに通う多くの方々が仕事や住まいを失い、ひどく生活に困窮していたそうです。
その厳しい現状を知ったのが、私たちのパートナー団体であり、京都府で精神障がい者の就労支援を行う「ミッションからしだね」でした。

ミッションからしだねは、医療機関のガウン不足を受け、ビニール袋で作ったガウンを製造していました。
しかし毎日作る数にも限界があり、とても生産が間に合っていなかったそうです。
【コロナ対策支援】 医療従事者支える防護服手作り、除菌水も活用
そこでシナピスと連携し、「手作りガウンプロジェクト」を発足。
仕事がなくなり生活苦に立たされている難民の方にガウンの制作を依頼し、できあがったものをコロナ外来指定病院へ届けるという活動をスタートさせました。
シナピスには、製作費としてからしだねのプロジェクトに寄せられた寄付金が充てられています。
大阪シナピス
シナピス代表のビスカルドさんからは、次のようなコメントが届きました。
「今回のガウン作りの協力金はとても助かるし、何より社会に役に立つことが出来るという喜びが、皆さんを元気にしています。」

そしてこの防護ガウンを制作している作業場では、当団体が生成した次亜塩素酸水が使用されています。
ぴかぴかに掃除された作業部屋で、頭髪が落ちないようにキャップをかぶり、手袋、マスクで徹底的に衛生管理をしながら作業を進めておられます。
大阪シナピス
現場を訪問したからしだねスタッフは、「とても丁寧に作業されていました。このガウンが医療現場で働く人たちを守るんだ、というお一人お一人の意気込みのようなものも伝わってきました。」と語っています。

いままで防護ガウンやKNマスクは医療機関や介護施設をメインに配布してきましたが、先日からしだねのもとに「PCR検査の現場でもガウンが不足ぎみで困っている」との情報が入りました。
スタッフが即座に現場に連絡を取ると、「京都府知事自ら受け取ります」とのお返事が。
担当課の方の段取りで、研究所の所長さん立ち合いで西脇知事に面会し、直接ガウンとマスクをお渡しすることができました。

病院ではコロナの少し落ち着いているこの時期、ガウンを備蓄しているそうです。
けれども病院内でコロナの感染者が出た時は、たちまちガウンが底をついてしまう。安定して供給されるのは、まだ先のことだろうと伺いました。
行政からの支給に全面的に頼れないからこそ、まだまだ手作りガウンが必要とされています。これからも、医療現場の方が少しでも安心して仕事に集中できるよう、私たちもできるかぎり、このガウンプロジェクトを支えていきたいと思います。

私たちは、様々な医療機関、被災地の福祉事業所と連携し、情報を集めています。
そして現場の支援のニーズをキャッチし、必要なものを現場に迅速に届ける活動を、コロナ対策支援でも豪雨災害支援でも実施し続けています。

こういった現場のニーズと支援をマッチングさせるコーディネーター的な役割が重要であるということは以前から発信してきました。しかし、今回の新型コロナ禍で社会が大きく動くなか、その役割の必要性と可能性が、ますます大きくなっているのを感じています。
私たちのつながりを活かした支援活動の輪に、皆さんも加わっていただければ幸いです。

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