ニュースレター用
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{!User.Username}様へ いつもオペレーション・ブレッシング・ジャパンの働きに多大な支援と深いご理解をいただき、誠にありがとうございます。
この度は、いただいた{!User.Username}様からの寄付が、被災地で素晴らしい変化をもたらしていることをぜひ知っていただきたくご連絡致しました。いつも私たちの働きに想いを寄せ、支え続けてくださっている{!User.Username}様だけにお送りする、特別なニュースレターです。 私たちが活動拠点を構える福島県南相馬市は、東日本大震災の原発事故によって大きな傷を受けた地域のひとつです。あの痛ましい事故からまもなく10年。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、南相馬市で地域の小学生向けの放課後児童クラブを開いており、毎日20人以上の子どもたちの元気な声が響いています。 この学童保育にボランティアとして参加してくれている髙島礼帆さんは、ファッションと歌が大好きな今どきの18歳。 4年前初めてOBJのゴスペル教室に参加し、私たちとの関係がスタートしました。 ![]()
いじめの原因は原発事故だった 小学4年生の頃から学校でいじめを受けていた礼帆さん。そのきっかけは、「原発事故にあった」と彼女は振り返ります。 「あの頃私たちは、大人から『放射能が危ないから外で遊んじゃいけない』と言われていて、行動がひどく制限されていました。それがすごく息苦しくてしんどくて。 そのストレスが溜まった同級生たちが、私をターゲットにしていじめだしたんです。まるで私を攻撃することで、自分たちの鬱憤をはらしているようでした」
友人の自死、そしてOBJとの出会い その時受けたいじめは、彼女の心に深い傷を残しました。 しかし中学校に入ると、そんな彼女に新しい友達ができました。 同じクラスで共通の趣味で盛り上がれる女の子。頻繁に連絡を取り合うようになり、学校や家庭であった嫌なこと、うれしかったことを互いに話し合う中になりました。時には電話で数時間話し込むことも。礼帆さんはそんな友達を、とても大切に思っていたそうです。
それから1年後、礼帆さんが15歳の時、その友達が自殺しました。原因はいじめでした。そこから礼帆さんのさらなる苦悩の日々が始まったのです。
「自分はなにもできなかった。彼女が悩んでいることは知っていたのに、何の力にもなれなかった。」 食事も喉を通らず、毎日暗いトンネルの中を歩いているような感覚に襲われ、学校も休みがちになっていきました。 しかし、OBJのゴスペル教室にだけは足を運び続けました。 そこでスタッフと交わる時間が、彼女にとって「暗い世界を照らす一つの大きな光だった」と言います。 ![]() ![]()
人生の新たな目標に向かって 彼女は外出もままならないほどの強い不安と抑うつ状態から、今ではOBJの学童保育のボランティアを毎週担当するほどに回復しました。 いまではクラブの頼れるお姉さん的存在になっています。時には子どもたちの相談相手となり、学校であった嫌なことや、友達との人間関係の悩みを聞いてあげることもあります。 祈りとみ言葉を通じて強められた彼女は、今度は似たような境遇で悩んでいる子どもたちのよき理解者へと成長しました。 来年の春、礼帆さんは保育士になる夢をかなえるため東京へ旅立ちます。しかし、ここ南相馬で注がれた神の愛は、深く彼女の心に刻みこまれたことでしょう。 「オペレーション・ブレッシングがなかったら、今の私はなかったと思います。『私はひとりじゃない』ってことを教えてくれてありがとう。
この場所の存在が広まれば、未来を悲観しないで自分の命を大切にできる子が、もっともっと増えるんじゃないでしょうか。この私がそうだったように。」
{!User.Username}様の声をぜひお聞かせください オペレーション・ブレッシング・ジャパンは、複雑化する国内の社会問題、また頻発する自然災害によって傷ついた日本と人々を癒すため活動を続けています。 私たちの活動に対するご意見やご感想がございましたら、ぜひお声をお聞かせください。オペレーション・ブレッシング・ジャパンの働きに深い共感を持ってくださっている{!User.Username}様のお言葉を、ぜひとも現場の活動に反映していただければ幸いです。
ホームページ: http://objapan.org/ 発行者: 特定非営利活動法人 オペレーション・ブレッシング・ジャパン
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